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サシャは、ローサックの秘蔵ワイン。500Lの木製新樽で葡萄をほとんど潰さずに発酵させた、驚きの製法。なんとあのレイニャックのヴァテローさんが共同オーナーです!!そして女性の醸造家の「アレクサンドラ」さんはレイニャックで2年修行して、2004年からこのローサックで醸造をしています。まさに、レイニャックで言うバルテュスのような新しい挑戦!!収穫量も1ha当たり20-25hlと言う超低収量!!蔵で飲んだ時はメチャクチャ濃くて、いつひらくのか分からない位でしたが、2010.5.30に行われたセミナーでは「約1時間抜栓の後、デキャンタージュして見事花開きました!!」まろやかで濃くて、味わいしっかり!何しろ香りが素晴らしかったです!!カシス、ミュール、焦したトーストの香り。口に含むとふくよかで濃縮感のある果実のヴォリュームと皮から来るタンニン成分が、口の中で一つの塊りとなり、渋さはあるもののシルキーな印象で広がっていきます。タンニンはあるのですが、とろけるようなタンニン。このおいしい渋さには理由がちゃんとありました。●収穫量20-25hlの超低収量で作られるこの赤ワイン。葡萄の粒のみをつぶさずに500Lの小樽(新樽)に入れて発酵させますが、発酵が進むと生産者自らが手でル・モンタージュをするそうです。ル・モンタージュとは、発酵が進むとワインの皮が表面に浮いてくるので、それをかき混ぜる作業の事。通常、ボルドーや世界のワイナリーではタンクの下からワインを抜き取りそれをポンプを使用して、タンクの上に掛けると言うやや荒っぽい手法で作られますが、このサシャが手で混ぜる方法はブルゴーニュのピヤージュに似ています。ピヤージュは、上から棒や人の足で、葡萄を沈めて混ぜる作業の事ですが、このサシャは小さい樽なので「素手」で混ぜられます。より優しい製法と言えますね〜。状態を見ながら作れるので、我が子を育てるかのように発酵を見れると言う訳です。更に、発酵後のワインは225Lの新樽に移され、ヴァテローさんが考案した樽ラック"オクソラインシステム"に、乗せる事によって、樽の底に沈んだ澱をワイン全体に馴染ませ、更に空気に触れさせる事により、ワインをまろやかに仕上げていきます。大変手間隙掛かる製法ですが、このお陰でワインは完成度の高い物となっています。年産3000本の超限定品!この手間隙を考えたらかなりお買得ですね〜。
ヘヴィー/赤身のお肉※写真は「2006」となっておりますが、現在のヴィンテージは「2008」となっております。
カシス、ベリーデザートのような甘い香り。胡椒等のスパイス感とオーク樽の優しい風味。口当たりは丸くしなやかで。。しかし、徐々にそのパワーがやって来ます。料理とのマリアージュは鳥餃子にも意外と良くて★★★★!!ブルーチーズの王様「ロックフォール」をパンに乗せてパクリ♪うォーーーっ!!超美味しい!見事★★★★★!!ポテトや豆腐に岩塩を一つまみ!等のメニューにも完璧でした。