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● ボルドーの銘醸地「オー メドック」地区で発見した隠れたプティシャトーの秘蔵ワインを発見!昨年、初めてこの地を訪れた時、本当に驚きました。ポイヤックやサンテステフ等、メドックの賑やかで、美しい町並みから、少し走ると森の中に到着。まばらに民家がありました。その中の1件に入ると庭の向こうにはブドウ畑が!!おお!ここは、森の中に突如現れたまったく誰にも邪魔されない、まさに葡萄の楽園!!あの、神の雫で登場したル・ピュイの登場シーンのような感じです! メドックやサンテミリオンの有名な村にある畑は、どこからどこまでが、そのシャトーの持ち物なのかまったく分からない程に、畑と畑が隣接しています。そんな中、このロゼットの畑は周囲を森で囲まれていますので、まさに自分だけの仕事が出来る場所といえます。 まさにメドックの秘境と言うにふさわしい特別な立地です。
このシャトーのオーナーであるフランスさんは、代々ワインの醸造のプロとしてサンテミリオン特級格付けのシャトー・カントナック等を手掛けてきました。そして奥様のリズさんはアメリカ生まれで、ボルドー大学では初となるアメリカ人女性醸造士の資格を獲得しています。その二人がこの地を見つけ共にワインを造り始めたのが2005年のこと。
蔵でのテイスティングでは、大変飲みやすく、しなやかでコクのあるカベルネ主体のクリマのメドックワインが次々に楽しめました。そのしなやかな味わいと力強さに全員が感動。なんと、シャトー・ラ・ローゼットの2007年が、ANAのビジネスクラスに搭載したとのこと!「これは即買いだね!」とみんなで大騒ぎ!
そして今月ご紹介するこの「クリマ」は、その時にフランスさんが、「あなたたちだけ特別だよ。」と飲ませてくれた、超希少のスペシャル・キュベ!30haの畑で一番良いカベルネ・ソーヴィニヨンを厳選し、新樽で熟成させた生産量500ケースという超少量生産!力強い長熟ボルドーを是非お楽しみください!
●シャトー・ラ・ローゼット・クリマ2008シャトー・ラ・ローゼットは、ボルドー地方オーメドック地区にて、2005年にオーナーのフランス氏が小さな敷地を購入し、始めた蔵元です。新鋭ながらクリュブルジョワに格付けされる実力派でもあります。自然農法の実践し、樹齢40年を超える古木のぶどうを栽培しています。熟成は複数のオーク樽を使い分けることで、より複雑味のある深い味わいに仕上げます。この「クリマ」は、同蔵の一区画から厳選したカベルネ・ソーヴィニヨン(80%)とメルロ(20%)をブレンド、18か月以上樽熟成して仕上げた、生産量僅かな限定品。Climat(クリマ)とは、「気候」を意味し、同シャトーがもつ畑の特殊なマイクロクライメットにより、卓越したワインを造り出したことからこの名が付いております。ワインは極めて濃縮感があり、ゆうに20年は熟成できるポテンシャルを秘めています。パワフルで、しっかりしたワイン!赤身のお肉に良く合います!
ヘヴィー/赤身のお肉