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●「ジャコモ・フェノッキオ」は「王のワイン」と讃えられるイタリアワインの最高峰バローロを産み出すバローロ村で、5世代に渡ってワイン造りを継承する家族経営の蔵元です。バルトロ・マスカレッロやジュゼッペ・リナルディ、ルチアーノ・サンドローネなどのバローロの重鎮の隣という好立地でもあります。「近年、評論家に媚びた、ただ濃厚なバローロを造る生産者が増えたが、本来のバローロは極めて繊細でエレガントなもの。私は伝統製法でそんなクラシックなバローロを造りたい。」と語るクラウディオさん。所有する畑はわずか12haですが、減農薬農法を実践するフェノッキオのぶどう畑は、バローロを一望できる高台にあり、高い糖度と酸ののった高品質ぶどうを栽培しています。またフェノッキオ兄弟はバローロに150以上あるクリュ(格付け的区画)の中でも、最も優れた「ブッシア」、「ヴィレッロ」、「カンヌビ」の3区画を所有し、ワンランク上のバローロを造っています。ぶどうの樹齢は古いものが多く、最高樹齢で80年の古木も数多く存在します。フェノッキオのバローロは大きな樽で熟成を行う古典的な造りを施し、果実の風味豊かでやわらかくしなやかなワインが造り出されています!
このバローロは、最上級区画の「ヴィレッロ」のぶどうを使用して造られます。大きな樽で熟成を行う古典的な造りを施し、果実の風味豊かでやわらかくしなやかなバローロに仕上げられます。完熟したネッビオーロ種を使用し、ステンレスタンクにて6ヶ月の熟成を行った後、スロベニア製の大樽にて30ヵ月以上熟成を行います。近年では小樽を使用したモダンな造りのバローロが増えてきましたが、フェノッキオ兄弟はバローロ本来の伝統的製法を貫いています。深いガーネット色が特徴で、熟したチェリー、スパイス、バラなどの風味に富み、力強くも優雅な味わい。一度果実の甘味を感じ、その後にギュギュッという渋味を感じますが、更にその後から旨味がやって来て、渋味を包み込んでいきます。本当に完成度の高いバローロです!是非お楽しみ下さい。