ワイ・バイ・ヨシキ カリフォルニア シャルドネ
Y by Yoshiki California Chardonay
●「作曲をする時、私は五線紙に音符を書いていきます。楽器は滅多に使いません。頭の中で全てのメロディが聞こえるからです。そしてこの工程でほとんどが完成します。ワインは私にとって音楽と同じです。ひとくち口に含む度にイマジネーションが広がり、心が解き放たれます。“Y”は、ロブ・モンダヴィJr.と共に、私のワインと音楽への情熱から創造されました。」
X JAPANのリーダーでドラマー、ピアニスト。そして作詞・作曲を手掛ける音楽家として、世界的に活躍するYOSHIKIがプロデュースする「Y by Yoshiki」(ワイ・バイ・ヨシキ)。
2009年に誕生した「Y by Yoshiki」は、YOSHIKIとナパ・ヴァレーのワイン造り手一族の4代目であり醸造家でもあるロブ・モンダヴィ Jr.とのコラボレーションにより造られたワインです。
カリフォルニアに居を構え、ワインに親しんできたYOSHIKIは、常にモンダヴィ・ファミリーを称賛し、彼らの造るナパ・ヴァレーのワインを購入しコレクションし続けてきました。そして彼がコラボレーションの相手として選んだのが、カリフォルニア・ワイン業界で最も尊敬されるファミリーの1つであるマイケル・モンダヴィ・ファミリーでした。
2009年2月、ナパ・ヴァレーを訪れたYOSHIKIは、マイケル・モンダヴィとロブの親子と会い、彼らの自宅で夕食を共にし、マイケル・モンダヴィ・ファミリー・エステートではロブと共にワインのティスティングを行い、シャルドネとカベルネ・ソーヴィニョンのブレンドを行いました。その時にブレンドした最初のヴィンテージである2008年カベルネ・ソーヴィニョンとシャルドネは2009年の秋に日本でリリース。このワインは、YOSHIKIの好きな味わいやフレーバーを、彼自身がティスティングから選び、造られました。
その後、2016年秋に新しくリリースされた2011年カベルネ・ソーヴィニョンと2012年シャルドネは、カリフォルニアの銘醸地であるナパ・ヴァレーのブドウだけから造られたプレミアムワインでした。2017年末、テレビ番組で紹介されたことをきっかけにそのワインは大注目され即完売。「Y by Yoshiki」は日本の市場から姿を消してしまいました。
そこでYOSHIKIは、より多くの人々にカジュアルに飲んでもらえるワインを造りたいと考え、再びロブと試飲を重ね新たな「Y by Yoshiki」を発表。前作同様それぞれの品種の個性を十分に表現し、且つカリフォルニアらしさも楽しめる「スマートカジュアル」なワインを2018年7月にリリースしました。ところが発売されたのも束の間、半年もたたないうちにまたしても完売する事態となり、未だ大きな反響は続いています。
2019年も“アンコール”と題してリリースしました。人気・品質の高さを証明することになったこのシャルドネ“アンコール”は、名実ともにY by YOSHIKI の代表作品となり、2019 年ヴィンテージ以降のシャルドネも“アンコール”として受継がれていく事になりました。
生育期
シャルドネにとっての 2022 年はほぼ完璧と言える年で、フレッシュ感、酸味のバランス、果実が前面にでたアロマティックさ、どれをとっても今までにないほど素晴らしい年でした。
収穫は穏やかに始まり、記録的な熱波が完熟度をピークにまで押し上げ、驚くほど素晴らしい白ワインを造ることが出来ました。
●醸造
ブドウはフレッシュ感をキープするために夜間収穫されます。
ブドウはそのままプレス機に移され圧搾され、ジュースはステンレスタンクの中で発酵を始めるまで静かに保管されます。
ワインはブドウのフレッシュ感を表現するためにステンレスタンクで発酵され、その後滑らかさとバランスの取れたふくよかさを与える為に、フレンチオークとアメリカンオーク樽で熟成されます。
■ティスティング・ノート
リンゴのタルトやメイヤー・レモン、赤い洋ナシの香りがこのワインの象徴的な香りです。
白桃、白パイナップルや、樽熟からくるヘーゼルナッツ・トフィーの豊潤なフレーバーが感じられます。
類まれな白ワインのヴィンテージとなった年の、バランスの取れた見事なシャルドネです。
※写真は2019年となっておりますが、お届けは2022年となります。
産地 |
容量 |
年 |
品種 |
カリフォルニア |
750ml |
2022 |
シャルドネ |
辛口/鳥、豚肉のロースト、クリームソースのパスタ、白カビチーズ