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ジオリスの畑に特別な区画があります。それがこのクロ デ ムートン。周囲を森と丘で囲まれたミクロクリマがいかにも生まれそうな特別な区画です。 オーナーのウォルトナー ジオリス氏曰く、「何故かあの区画だけ実の小さな葡萄が出来る」との事。出来るワインも何故か凝縮した、素晴らしいワインに仕上がるのだとか。 小さな実というとやはりフランスのボルドー グランヴァンを思い描きます。他の畑と数十メートルしか離れていないのに、全く不思議な話しです。 しかし、そのお陰で私達は最高のワインを飲む事ができます。全く有り難いお話し。天と地に感謝です。
ウォルトナーさんはベルギー出身。四季を求めてカーメルに移住。画家として絵を描いていました。農業や自然が大好きで、葡萄造りをスタート。84年からワインが作れるようになったとの事。クロデムートンは2001年がファースト ヴィンテージです。だから、このワインはアメリカ国内でもまだ知られていない「秘境で作られる、秘蔵のワイン」といった感じ。味わいは深く濃く、香りに土っぽさを感じるまさにポムロールの上物のよう!熟成も充分予感させます。一緒に蔵へ行ったワイン学校の先生Sさんも「何度もペトリュースに行ったり、授業で飲んだりしているけど、本当にそっくりです。ブラインドではカリフォルニアと分からない。私の中の大好きな生産者10人の中の一人に入りました。」と驚きと共に、大絶賛。
ウォルトナーさんの持論は、ワインは食事と共に歩むべき。評論家の為に高ポイントをとれるように作ったワインが必ずしも美味しいのかは不明。自然に美味しいワインが作りたいのだそうです。まったくそうですよね〜。ちなみにメンバー全員でオー〇ス 〇ンより全然旨いね!!と大騒ぎしたワインです。
しなやかなヘヴィー/赤身のお肉