マタッサ キュベ ロマニッサ VDPコート ド カタラン
Matassa. Cuvee Romanissa

開けた瞬間からとがった所がなく、すんなりするりと入る、優しくコクのあるワインです。ややスパイシーな香りに南フランスらしさを感じます。

マスター・オブ・ワインの称号を持つサム・ハロップと、南アフリカでプレミアムワインを造っているトム・ルブがルーションにあるコトー・デ・フヌイユドゥに位置する彼らのブドウ園でビオディナミ農法で造ったワインです。（ビオディナミとは有機栽培よりも厳しい規制の元、天体の動きまで取り入れて作る、太古の農法です。）

　2003年ブドウの収穫は、その地方の他の生産者よりも早いものでした。これは、糖度や風味が近隣のブドウ園よりも早く熟していたからです。そのため、自然で新鮮な酸と熟度のバランスがよく、繊細なタンニンを持ったワインに仕上がりました。ちなみに、ロマニッサとは葡萄畑の名前です。

　ラベルの『森』は、オーナーが親日家で何度も来日していて、ワインの製法もビオ！という事があり、日本で自然をイメージする『森』をラベルに冠したそうです。
　生産量が極僅かで、現地でもなかなか手に入らない、超希少品です。お見逃しなく。

ヘヴィー／牛肉料理