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「カリフォルニアワイン=ナパヴァレー」と連想される方が多いかと思いますが、実はナパヴァレー以外にも様々な産地が存在します。その中で、ナパを超える凄いワインを造る生産者が潜むのが、ナパに隣接するソノマヴァレーです。ロバート・モンダヴィ、ベリンジャー、サッターホームなど商業的なワイナリーが多いナパヴァレーと反し、ソノマヴァレーは小規模な家族経営の生産者が比較的多く、様々な土壌と起伏が存在することから、10以上の小生産地区が存在し、その気候も様々。
ヘイウッド・エステートは、1980年に創立者のピーター・ヘイウッド氏がソノマヴァレーの奥地を切り開きスタートした蔵元です。
標高800mの畑は日照量が非常に高く、完熟したぶどうが採れるため、ナパヴァレーに負けない力強いワインが造られています。
現在、蔵の運営はウォーターストーンのフィリップ・ゾーン氏とブレント・ショートリッジ氏に受け継がれ、アメリカの有名評価誌「Wine & Spirits」で91点の高得点を獲得するなど、着実に品質の向上が図られています。
以前、頒布会Cコースにこの蔵のジンファンデルが登場して、人気を博し、リピートのお申し出を数多く頂きました。今回は、年産たった250ケースのこのカベルネ・フランを頒布会の為に特別にお分け頂きました。
カベルネ・フランは、創立者ピーター氏が切り開いた単一畑「Los Chamizal」から造られます。「うっそうと生い茂る森」という意味のこの畑は、その名の通り秘境という名にふさわしい小高い丘に位置し、カベルネ種に最適の砂利質の土壌が広がっています。
丁寧に手摘みされたぶどうは、温度管理されたステンレスタンクで、果実のフレッシュ感が失われないように慎重に発酵が行われます。その後、アメリカンオーク60%(新樽20%)と2年〜3年使用したフレンチオーク40%で19ヶ月の長期熟成が行われます。熟成の樽を使い分けることで、樽の香りを出し過ぎず、より複雑味のあるワインに仕上がっています。
先が見通せないほど濃厚なボディに、ブラックベリーやチョコ、黒コショウ、ヴァニラのニュアンス。
口に含むと、口当たりは大変滑らか、ブランデーのようなふくよかさ!奥からタンニンがやって来ます!
なんとこのワイン、アルコールが16度もあります!!
通常のワインは12-14度位なので、そのフルパワーさには本当に驚かされます!!
しかし、飲めば飲むほど、このワインの深い余韻にとっぷりと浸かっていき、深い夢の世界へと引き込まれていきそうです。
ヘヴィー/牛肉、ハンバーグ