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ストーンヘッジ・ワイナリーは1992年、シャハビ兄弟がナパヴァレーのセントヘレナに設立したワイナリー。彼等のミッションは大手メーカーの量産品とは異なる、「手造りの高品質ワインをリーズナブルな価格で提供すること」。90年代初期のデビューからその品質が定評を呼び数々のコンクールでメダルを獲得、瞬く間にナパの銘醸ワイナリーの仲間入りを果たしたのです。 そのストーンヘッジの銘醸地メンドシーノのカベルネ・ソーヴィニヨンで造る脅威の1本がこのノース39。 ノース39とは、北側を向いた傾斜39度の畑のぶどうを使用していることに由来されます。 メンドシーノといえばカリフォルニアの中でも有数の銘醸地として知られる、カリフォルニア北端に位置する栽培地。ここでは昔より有機栽培が盛んに行われていますが、このノース39のカベルネもビオディナミで栽培された超自然派ぶどうを使用しています。 『BIODYNAMIC』 ここまで、堂々とラベルに書かれたビオディナミワインは初めて見ましたが、マーケティングの上手いストーン・ヘッジワイナリーの事だけに、この堂々さは逆に気持ち良ささえ感じます! 正直、分かりやすくて、良いですね〜!! ビオディナミとは、今世界的に広がっている有機栽培の方法の一つです。英語だとバイオダイナミックとなります。簡単に言うと、自然界にあるものしか使わず、月や天体の動きに合わせて、農作業をするというもの。オーストリアのルドルフ・シュタイナー氏が提唱した最もエコな農法です!!ワインを作る葡萄のみならず、色々な作物、そしてガーデニングに至るまで、この理論が応用されています。 でも、この農法は大変手間暇が掛かる為、本当にストイックでないと出来ない農法だと思います。通常の3倍の労力が掛かるとも言われています。 カリフォルニアらしい溢れんばかりの果実味を特徴としていますが、驚くほどスムーズな口当たりが特徴。 カリフォルニアで良く見かける、力強いだけのカベルネとは一線を画す驚愕の味わいと言えます。ふくよかで、コクがあるのに、どこか優しさを感じます。 新しい味わいのカリフォルニアをお楽しみ下さい!
フルボディー/牛肉、サーロイン