04-2922-0426受付時間 10:00-20:00(火曜定休)
●フィレンツェとローマのちょうど中間、マレンマ・トスカーナ地方の中心のティレ二ア海沿いは最良の有機ブドウの産地として、モンダヴィやアンティノリ、ビオンディ・サンティなどの大手著名ワイナリーが進出調査に乗り出していることは有名な話。 それまではあまり注目されることの無かった産地ですが、近年すでに高品質ワインを生産し、イタリアワイン業界より非常に高い評価を得ているのが、地元のぶどうとオーガニックにこだわっているこのセルヴァです。 当店イタリアワインの蔵元の中でもトップクラスの人気を持ち、また有機ワインとしても最も人気のある生産者です。 このプリマ カウザはこのセルヴァの誇るトップキュヴェで、カベルネソーヴィニヨン、メルロ、プティ・ヴェルドの混醸で造られた、いわゆるスーパートスカーナ。開けたてから、まろやかで美味しい!! 黒いベリーやコーヒー、胡椒といったボルドーブレンドらしい香り、エレガントな味のコクが力強く、タンニンは滑らかで、余韻も長く続くパーフェクトな味わい! 素材の味わいを楽しめるような、有機栽培の野菜と放し飼いの肉をあわせた料理とあわせていただきたいワインです。−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−神の雫コラムニスト DRCサイトウ先生のコメント。自然の恵みを実感できる滞在型農園のワイン。トスカーナのワイン産地訪問はじつに楽しい。ワインだけでなく、食事や観光、ショッピングという魅力もある。総合的に見れば、他の産地より抜群に魅力的である。 筆者がラ・セルヴァを訪ねたのは、訪問の先々でワインばかりか、名物料理をいただくことになり、相当に胃疲れを起こしている旅の途中であった。 製造担当のローランド・クレブザーに「今晩、召し上がりたいものは?」と訊かれ、罰当たりな言い方ではあるが、「肉はいらない。トマト」と答えるような始末である。 それに対する彼の言葉・・・・・・残念ながら、今は季節じゃない。今はアスパラガスとアーティチョークがお薦めだけど・・・・・・が私にはとても新鮮に聞こえた。 私たちの暮らしも30年ほど前までは同じだったはず。トマトやきゅうりは夏季にいただくものだった。当たり前のことも何となく懐かしく感じられてしまう。 食卓に並べられた旬の野菜類やオイル漬の美味なことは言うまでもない。多少は不便であるかもしれないが、食の大切さを強く感じ取ることができた瞬間でもあった。生産品目は140種に及び、すべてが有機栽培で産み出される。野菜類ばかりでなく、そのワインも、お世辞や高揚感を除いても感心するほどの美味しさがある。 昔ながらの農園の暮らしを体験するために、アグリツーリズモ(農園に併設される宿泊施設)が用意されているのはトスカーナらしい。 「この辺りは今ではとても過ごしやすい土地だ。国立公園に隣接し、夏季は海水浴もできる。家族で休暇を過ごすには最高さ」 その言葉のとおり、いつか家族で滞在したい、移住してもいいと思えるところである。
ヘヴィー/牛肉、羊肉、チーズ
今日は、待ちに待ったすき焼きの日!全体を包み込んでしまう感じで★★★★★