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●ウォルター・ジオリスさんはベルギーから移り住み、カーメル・ヴァレーを「カリフォルニアで最もメルロの栽培に適した地」と確信し、標高500メートルの高台に28エーカーの畑を所有し、ワイン造りを始めました。ワインスペクテーター誌やロバート・パーカー氏の評価が高すぎるせいか、価格がどんどん沸騰するナパ産のワイン。しかし、ジオリス・ワイナリーはこのような評論家の意見と反し、ウォルターさんは「力強さを求めるあまり、その土地の味わい、ユニークさを表現できていない。消費者もそれに慣れている。」と語り、1970年以降の評価のために必要以上に濃さを求める姿を嘆き、以前のように個性を尊重できる世界に戻すべく、かたくなに素晴らしいワインを生産しています。買い付けに初めて行った際、ワイナリーまでの険しい道のりに驚きました。美しく落ち着いた海沿いの街「カーメル」についてから、さらに1時間半、舗装もされていない、うねった山道のがけっぷちをひたすら走り続けます。ワイナリーには看板もないので、何度も前を通り過ぎては戻り・・・を繰り返し、やっとたどり着くことが出来ました。「今まで世界中の輸入業者に一切輸出していなかった一つの理由は、まずこのワイナリーまで辿り着こうと思いつく人がいなかったからだろう。」と語るウォルターさん。そんなジオリスが、2006年からほんの少量だけ造り出したのが、この「ラ・シャペル」というキュヴェです。メルロとカベルネ・ソーヴィニヨンを絶妙にブレンドし、定番のエステート・メルロとは一味違う、重厚で骨格のある味わい。まるでボルドーの格付けワイン、「シャトー・レオヴィル・ラスカーズ」を飲んでいるかのような錯覚に陥ってしまうほど。ワイナリーのテイスティングルームでしか味わえない超希少ワインを是非お楽しみください!このワインは、ジオリスが限定数で造るボルドー・ブレンドのワインです。ジオリスが誇るペトリュス・クローンのメルロと、年間125ケースという希少なカベルネ・ソーヴィニヨンを絶妙にブレンド。ジオリスが得意とするメルロの複雑で濃密な味わいと、カベルネの力強いタンニンと豊満な果実味が奏でるハーモニーは、ボルドー1級格付けに匹敵する完成度を誇ります。お飲みになる前には、ぜひデキャンティングもしくは3時間前の抜栓をおすすめいたします。この赤は本当に旨いです!活力が沸くような味わい!数万円のシャトーに十分匹敵します!
ヘヴィー/牛肉ステーキ、ハンバーグ