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●カリフォルニア州モントレーにあるカーメル・ヴァレーは隠れた小規模ワイナリーが点在する秘境の地。 カリフォルニアワインの人気がナパに集中し、ワインスペクテーター誌やロバート・パーカーの評価が高すぎるせいか、価格がどんどん沸騰するナパワイン。しかしこのような評論家の意見と反し、かたくなに素晴らしいワインを生産している最高の造り手を、このカーメル・ヴァレーで発見しました! ジオリスワイナリーは1981年にスタートした蔵元。ウォルター・ジオリス氏はベルギーから移り住み、カーメル・ヴァレーはカリフォルニアで最もメルロ種をはじめとしたボルドー右岸地区の品種の栽培に適した地と確信し、28エーカーの畑を標高500メートルの高台に所有しました。ジオリス氏は又アーティストでもあります。 その、メルロー種はあの、シャトー・ペトリュースの苗木から作られ、その個性を受け継いだ物となっています。店長も数年前にこのジオリスを訪れ、そのテロワールの素晴らしさと、オーナーの懐の大きさ、素晴らしい醸造技術等を確認して、店頭にて発表した所、かなりの大ヒットワインとなったのでした。 又、あの神の雫のコラムにて、DRCサイトウ先生が発表!2度目の大ブレイクとなったのでした! 醸造家のダミエン・ジオリス氏も、右岸地区のシャトー・オリヴィエ、シャトー・ネナンにて醸造担当を努めていた若手醸造家。右岸の品種を知り尽くした彼と、ジオリスワイナリーの最良のぶどうとのコラボレーションにより産み出されるワインは、カリフォルニアのワインとは思えない複雑な味わいに仕上がります!! このワイン、カリフォルニアでは大変希少なカベルネ・フランで造られたもの。しかも、なんと苗木はサンテミリオン最高峰ワイン「シャトー・オーゾンヌ」(一本数万円)のものを使っているのです!! 開けて直ぐは、やや青い香りを感じるのですが、時間と共に凝縮した果実と、奥深い香りがムクムクと顔を覗かせてきます。 口に含むとなめらかながら力強いタンニン、ふくよかながらもどっしりとした味わいは、本場ボルドーの銘醸ワインをも凌駕する迫力があります!!ブラインド・テイスティングで出せば、ボルドーの銘壌ワインと感じるソムリエさんも少なくないのでは?素晴らしい組成を持った赤ワインです。
ヘヴィー/牛肉のステーキ、アメリカンハンバーグ等