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ナパヴァレーは「カベルネ・ソーヴィニヨン」や「シャルドネ」という品種がメジャーと思われがちですが、実はそれだけではありません。 ナパヴァレーの最南端に位置する「カーネロス地区」は、サンフランシスコ湾に最も近いため、冷涼な空気が流れ込みます。そのため、優れたピノノワール種の栽培に適し、今ではカリフォルニアで最も優れた(そして高価な)ピノノワールが造られる産地として知られております。 そのカーネロスの素晴らしさを見出し、1970年代初期、ナパヴァレーで最も早くピノノワールの植樹に成功した一人が、フランシス・マホニーさんです。カリフォルニアがフランスを圧倒するピノノワールの名産地となったのも、彼の功績があってのことで、ワインの歴史の本にも実はマホニーさんの名が綴られています。 そして醸造を担うのは、かつてフランスの有名格付けワインに勝利した「パリ・テイスティング」事件でも登場したワイン、「デヴィッド・ブルース」を手掛けてきた名醸造家、ケン・フォスターさん。「最高のピノノワールを造るなら、マホニーのぶどうしか有り得ないよ。」と語る彼は、マホニーさんと共に15年以上ワインを造ってきました。 ピノノワールにも、実は数種類のクローン(苗木)があり、マホニーさんの畑では14種類以上の異なるクローンを栽培。それぞれ生育スピードや、ぶどうの味わいに差異が生じることから、それらをバランスよくブレンドすることで極めて複雑な味わいを表現することに成功しました。 「カリフォルニアで、同じような取り組みをしている生産者は、ほとんどいないよ。」そんなマホニーさんのぶどうは、今数十の有名ワイナリーからも、仕入れのオファーが来ている程。マホニーさんの所有する最高の単一畑がマホニー・ランチ。 カーネロスでも特に標高が高く起伏の激しい畑は、気候や土壌の変化に富み、複雑な個性のワインに仕上がります。生産量が極端に少なく、1万円Overの希少ワイン。こだわり赤ワインコースに奇跡のオンリスト。ピノノワールの権威が造るカリフォルニアトップクラスの味わいをお楽しみください。 ●マホニー・ヴィンヤードは1972年からスタート。フランシス・マホニー氏は、UCデーヴィス校と共に、カリフォルニアにて12年間ピノノワール種の研究を行っていた、まさにピノを知り尽くした重鎮。2001年まではワイン造りをしていましたが、その後、醸造を引退し160エーカーのぶどう畑の栽培と管理に専念。 マホニー・ランチは、老舗蔵元セインツベリーの所有するブラウン・ランチ(時価1万円超)を見下ろす高台に位置し、変化に富んだ気候や土壌から、複雑な味わいのワインが生み出されます。 果実味やタンニン(渋み)、酸味のバランスが抜群で、豊かな香りの広がるエレガントな味わいは、まさにブルゴーニュの特級ワインを彷彿とさせます。少し低めの温度(16℃〜18℃)でお召し上がりください。
フルボディー/鳥肉、牛肉、マグロ
エレガントで上品、口当たり良くコクもある!!赤ワインですが牡蠣鍋にもなかなか良い!鳥の白身にはちょっと強い。ハーブの味がしっかり付いた鳥皮周辺が一番ベスト!!見事★★★★★!!ニンニクはこの上品なピノの風味を邪魔するようです。勿論美味しいですが。 それにしても、このピノノワールはブルゴーニュの特級に匹敵のパワーと複雑さを持っています!!うーん、旨い!!イチゴやなめし皮の香りの中にパーンと弾ける赤果実の風味が鮮烈です(^^♪