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●州都に「水の都」として知られるヴェネチアがあるヴェネト州は、北イタリアでは最大のワイン生産量を誇り、丘陵や平野に広くぶどう畑が連なる緑の大地です。 ワイン生産量は全国3〜4位ですが、DOCワインではイタリア全体のなんと4分の1以上を産出しています。 毎年行われる世界最大規模のワイン見本市「ヴィニタリー」には世界中から専門家が集い、この地のワイン造りにも影響を与えました。カンベッラーラ、ブレガンツェ、コッリ・ベリーチ、コッリ・エウガーネイ、そしてバニューリなどの地区において、DOCクラスのワインが多く産出され、土着品種と外来品種の理想的な混醸が積極的に行なわれています。中でも、このワインは採算度外視で造られる超低収穫・極少量生産のスーパーヴェネト!! カベルネ・ソーヴィニヨンとメルローを中心にブレンドを行い、低温で果実のフレッシュさを残しながら12日間浸漬し、充分にぶどうのエキスを抽出。 その後12ヶ月の樽内発酵と樽熟成を行う。という、とても贅沢な造りになっています。 色は濃厚で深い色合い、香りは、樽の風味がしっかりと感じられ、カシスやチェリー、ブランデー、赤い果実のリキュール、チョコレート、タバコの葉、スパイスの香りに満ちています。 力強い果実味としっかりとしたタンニンがありますが、熟成によりそのタンニンはキメ細かく、やわらかになり、ブランデーのような温かくフワリとした余韻と共に口の中をジワリと楽しませてくれています。 生産本数たったの1800本のスーパーヴェネト!!果実味が豊かなワインですので、少し甘めのソースかタレがきいた肉料理との相性がピッタリです。 ヴェーネト州と言えば、陰干し葡萄から作られる、ヴァルポリチェラのアマローネが有名!!たっぷりの太陽が、葡萄を完熟へと導いてくれているようです。このワインは陰干しではありませんが、その太陽の恵みをたっぷり感じられる1本となっています。
ヘヴィー/少し甘めの肉料理に