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まだ、3度目のリリースとなるこのワイン名前のKOとは実は葡萄の名前Cotを、もじったネーミングです。Cot(コ)とは、フランスのカオール地方で有名な葡萄品種で、別名マルベック。マルベックと言ったほうが、聞き覚えがありますね。カオールで作ると、実に力強く骨太のワインとなります。
ティエリー ピュズラの本拠地はロワール地方ですので、当然このワインもロワール地方産となります。そして、このコ=マルベックが植わっている畑は、ミッシェル・オジェから譲り受けた「クロ・ド・ラ・ロシュ」の畑からつくられています。ミッシェル・オジェといえばニコラ・ジョリーと並ぶビオディナミの第一人者で、ティエリーの師匠にあたるそうです。ミッシェル・オジェが育ててきた最高の畑のブドウをティエリーが醸したという事は、まさにKOねらいの必殺ワインです。
産地が北のロワール地方という事で、ワイン自体はカオールに比べるとややソフトになりますが、旨味と、コクは全く引けをとりません。香りは、ハーブやスパイス、ベリー系。そして、酵母の香りがして、ピュズラらしいワインだなーという雰囲気。口に含むと、先ずソフトな印象、そしてじわじわと旨味、パワーがやってきて、飲み込んだ後にたっぷりの余韻が味わえます。時間とともに味わいと香りががどんどん変化していきますので、是非ゆっくりとお楽しみくださいませ。
ティエリーピュズラのこだわり!!1.ぶどうの品質。ビオロジー、またはビオディナミを実践している畑で、深く根を伸ばし、ミネラル分を多く吸収している樹齢の古樹のぶどうであること。2.収量。1haあたり40hlを超えないこと。3.人間性。その栽培者は冗談を言い合えるような関係で、楽しく信頼できる人柄であること。
ティエリーのワインは醸造に、SO2を一切使用しません。ワインの香味や旨味を奪い、バクテリアや微生物、天然酵母をも殺してしまう為です。 ぶどうのポテンシャルを尊重しテロワールを反映するような醸造を行なっています。
今日は店長がスーパーで特売だったアメリカンビーフのブロック肉を焼いてくれました。表面はこんがりと焼けてますが、、中は生々しいほどに赤々としておりました。そんな今日のリブロースに合わせた赤ワインは……