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●大変長らくお待たせいたしました!やっと譲っていただいた念願のワインが入ってまいりました!『熟成がまだだから出荷する事ができない』との事で、実に1年近くお待ち頂くこととなってしまいましたm(__)m現当主のエド・ロロニスさんが、「自分が納得できないワインは、絶対世に出したくない」という強い意思から、有機栽培農法を40年以上も前から実践し、ジンファンデル種を使用したワインについては、カリフォルニアでもTOPクラスの実力。そして、あの、「ホワイトハウスでも御用達!!」というところからも、現地での評価と信頼は大変なものとなっています。
てんとう虫をシンボルにしているこのワイナリーは、メンドシーノ地区のレッドウッド・ヴァレーにあります。どのワインもラベルにはてんとう虫がついています。その理由は薬品を一切使わず、有機栽培でぶどうを造る際、ウスバカゲロウなどの害虫を食べてくれる「てんとう虫」はとても大切なパートナーだから、そして、てんとう虫が元気に育つのは、健全な畑の証拠だから、といいます。実際に100エーカーの広大な畑のぶどうの樹1本1本に、手作業でてんとう虫を付けていく気の遠くなるような作業をしています。1954年から徹底したオーガニック栽培をしており、ぶどうの品質には定評のあるこのワイナリーでは、ナパヴァレーの大手有名ワイナリーなどからも指名でぶどうの買付け依頼が殺到しているとか。この「オルフェウス2006」はギリシャ神話の中に出てくる詩人・音楽家の神であるオルフェウスの名前を取って名付けられました。オルフェウスの奏でる琴の音色の素晴らしさは全てのものを魅了します。その魅力と同じようにこのワインの香り、味わい、余韻の良さを召し上がって頂きたいという願いが込められています。
50年の古木を使用したプティ・シラーとカリフォルニアのナパで出来たガメイをバランスよくブレンドしています。ガメイ種によってプティ・シラーの力強いタンニンやブラックベリーやカシスのような果実味を優しく表現しています。香りはチョコレート、ブランデー、赤黒い果実。口に含む果実の甘さと、ギュッとしたタンニン。口の中で、コクと甘味がジワーッと広がります。とにかくフルパワー。とにかくしっかり。そして余韻にはプティ・シラーの特徴でもあるハーブのような香りがありとても洗練された絶妙な味わいです。熟成にも向くのでセラーで5年位寝かせてみても十分にお楽しみいただけると思います。すぐにお召し上がりになる際はデキャンティングがお勧めです。そして、グラスの中でじっくりと開かせてお楽しみ下さい。 以前仕入れたオルフェウスの2000年はパーカーポイント92点でした。よりパワフルになった最上カリフォルニアワインを是非お楽しみ下さいませ(^^)
ヘヴィー/お肉全般
かなりヘヴィーで、ふくよかかつ、コク有りです。今日の食事には強すぎるだろうな〜と思っていたら、見事鳥肉と★★★★★のマリアージュとなりました。鳥もより美味しくなって、ワインもより美味しくなりました。コロッケにもなかなかGood。葡萄品種は、プチシラーとナパガメイ!確かに鳥とは合いそうな品種です。甘酢が意外と良かったのかも知れません。